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奮闘記

目標達成が叶う自分になる

こんにちは!神 沙江子です。

今日は、目標達成をテーマにお話しをしたいと思います。

目標達成しまくる自分になるためには何が必要か
結論から言うとそれは

変化し続ける自分になる

ということがひとつあげられます。

数カ月前、私はある目標を立てました。

1日1冊の読書と毎朝5時起きで朝活

目標を掲げてから2カ月半経ち、
ほんの少しの意識と工夫で、現在は毎日読書をし、毎朝4時半から活動をしています。

なぜ出来るようになったのか。
いつもの7時起きの自分を4時半起きが当たり前の自分に変更したからです。

どのように変えていったのか。

今日はそんな
モチベーションを下げずに理想の自分を手に入れるために必要な脳科学の理解について解説していきます。

なにを達成するか

数カ月前、私は毎日の読書と朝活が出来たらなんて素晴らしいんだろうと想像していました。
読みたい本を見つける度に「読書の習慣を手に入れたい」
時間がなくヘトヘトの朝を過ごす度に「もっと朝を大事にしたい」とモヤモヤしていました。
ここで私が読書と朝活に取り掛かる前に考えた「理由」と「未来」についてのまとめをお伝えします。

読書がしたいと思った理由
・仕事や人生において課題が多く解決するためにヒントや知識を得たい
・読書をする人としない人では年収や寿命に差があるという情報を耳にして焦る
・読みたいと思って買った本が長い間放置されていてストレス
・速読ができる知人を見て自分も習得したいと思った

読書が叶って手に入れる環境
・過去に誰かが解決しているだろう問題を先に知ることができる
・ひとつ癒しの趣味が増える
・自然に取り組められることで読まなければというストレスから解放される
・学んだことを実践したりアウトプットして確実に経験値が増える

朝活をしたいと思った理由
・毎朝子供を幼稚園へ送った後1日のエネルギーを使い果たした気分だった
・目覚めてから3時間が脳のゴールデンタイムという情報を知った
・夜の寝かしつけ後の作業は驚くほどはかどらない。
・寝かしつけ後に作業しようと思って寝落ちした時の罪悪感がすごい
・今日はまだ仕事が残っているのにと思いながら家事育児をすると子供にイライラをぶつけてしまう

朝活が出来るようになったら
・朝の準備の前に仕事をすれば作業効率3倍になる
・ひとりの時間で静かに解放感がある
・充実した時間で1日をスタートできる
・トータルで1年にとんでもない時間を生み出すことができる
・余裕ができ家族との関わりが良い方向に変わる

この整理をして、やる前とやった後では、確実に結果が変わるなと思いました。
私の場合は読書と朝活ですが、皆さんの目標もしくはやりたい習慣に置き換えて想像してみてください。
きっと向かいたいという気持ちが強くなるはずです。

よくある高い壁

「○○に挑戦したい」「○○が出来るようになりたい」
こう思って、出来るようになった未来の自分を想像してスタート!

果たしてこれだけで本当に出来るようになるのでしょうか。

出来ないことが出来るようになることを当たり前のように繰り返す人々がいる一方で

そんなに簡単ではない。
起きたいのに起きられないから朝活が出来ないんだよ。

そんな声が聞こえてきそうです。

わかります。

それはきっと毎日を過ごす中でのこんな悩みとも似ているのではないでしょうか。

ダイエットしたいのにお菓子食べてしまう
コンビニで買いすぎてしまう
憧れている服があるのに勇気が無くて着ることができない
期日ギリギリまでやらない、できない
突然モチベーションが下がる
会議や朝礼の発表でいつも緊張して失敗する

ちなみに私は全て、経験済みです。

この悩み、きっとあるあるですが大きい悩みですよね。

ですがもし、
この悩みが解決できたら
自分ってものすごい進化できそうって思いませんか?

実は捉え方ひとつでこのあるある、解決できるんです。
実は先ほどの読書と朝活、初めはいつもの自分すぎて毎日毎日挫折しかけました。
どうやって達成するのか
の前に
なぜこの壁を超えることができないのか考えてみましょう。

いつも途中で挫折する理由

いつもポテチ食べちゃう
いつも終わらない
いつも諦める
なぜかいつもうまくいかない

こんな状態はなぜ起きるのか

結論から言うと、これは、意思の強さの問題ではありません。
人間の生存本能からなる現状維持の性質が深く関係しています。

その名もホメオスタシス。

よく意思が強いとか弱いとかの話で、
意思が強い=素晴らしい人間、意思が弱い=ダメな人間
そんな表し方をすることがありますが

実は、それと目標達成は関係ないんです。

このことを知っている人は勝つことができて
知らない人は勝てない

たったそれだけのことでした。
理由を解説します。

ホメオスタシスという存在

人間には生存本能というものがあります。

自分達の意思ではどうにもならない、人間が生きて繁栄するために埋め込まれたDNAです。

私たちには生まれてからこれまで生きてきた実績というものがあります。

これまでの習慣だったり、行動の積み重ねでできたものです。さまざまな思考と行動を繰り返すことで深く潜在意識に刻まれ、現状をつくりあげてきました。

私たちの体は、これまでの実績によって生き抜くことができた。これが、ホメオスタシスの考え方です。

これまでに生きてこれたものを維持することが正解と捉えており、

現状維持バンザイ。変化したら死ぬ。

と信じています。

私達の脳は、現状維持をしていくことが生き抜くための絶対条件だと思っているのです。

この、生存本能に基づいて出来ている現状維持の性質をホメオスタシスといいます。

変化vs現状維持

新しいことにチャレンジするには常にホメオスタシスが働きます。

なぜなら、「現状維持が正解」のホメオスタシスが元の世界へ引きずり戻そうとするからです。

ホメオスタシスの戻すパワーに引っ張られて私達は挫折します。

やりたいのにやりたくないという気持ちになったり、

自分はきっとやりたくないんだと信じきったりしてしまいます。

とにかく色んな事が起こります。自分が意識できない体の反応も出てきます。

例えば、いつも7時に起きている人が4時に起きようとすると同じ7時間寝たのに眠くて体がだるいというのもひとつかと思います。

結局、諦めたり挫折してしまうんです。

変化というものは、私達が持っている「気持ち」や「考え」だけでなく、体そのものにも大きな影響を与えることなのです。

継続に強い意思は間違いだった?!

私が何故、読書と朝活を達成できたかについてですが

読書については速読法を学び1冊30分~40分で読めるようになりました。
そして、それを毎日朝活に取り入れることにチャレンジし出来るようになったのですが、
達成要因は、最初から上手くいくイメージは持たないということです。

30分遅れて起きてもOK。満足いく質で読めない理解半分以下の日があってもOK。
そして、何かスムーズにいかない時は、全て自分ではなく「邪魔が入るからこうなるのは当たり前」という認識に変えました。

うまくいかない時、朝活そのものに対しての「向き不向き」などの苦手意識は持ちませんでした。失敗しそうな原因は自分ではなく、現状維持に必死なホメオスタシスが、生きるために色々仕掛けてきているからです。

ホメオスタシスにやられそうな自分に一喜一憂しない。これは一種の有効なスルースキルかなと思います。
私は、速読法を習得したのもありましたが、1日1冊の読書は自分にとって癒しの時間という認識を持つことができました。
ホメオスタシスに負けず、目標を成し遂げるためには、是非スモールステップから始めることをお勧めします。

まずは、内容が目標に届くかではなく「完了させる」を目的にします。

完了を積み上げることで自信となり、自分はできる人間だという意識に書き換わるのです。

例えば、1日3個、簡単な完了目標を設定しそれを継続していく。1カ月経ち、完了が30個に積みあがっている状況をしっかりと確認してください。自分はやれたと思えるはずです。

私が先日読んだ本「メタ思考」の著者である澤円さんは、ご自身のvoicyでこうおっしゃっていました。

「完璧主義者になることで継続へのハードルが上がり、難しくなる。継続のために最も敵となるのは完璧主義だ」

どっちみち、何かを変えようとするとホメオスタシスが邪魔するんです。新たな目標を決め、それが継続できないのは、今まで作り上げた現状維持を壊されそうだと認識したホメオスタシスが変化を阻止しようとして働くものです。

ホメオスタシスvs自分の闘いは、避けて通れないのです。

目標達成のカギ

私たちが目標達成をし続けていくために必要なこと
結論から言うとそれは、ホメオスタシスに「変化」を現状維持だと思わせる、です。

「現状維持」は習慣です。ずっと繰り返しているものをホメオスタシスは現状とみなします。

習慣化とは
特別な意志や思考を必要とせずに、特定の行動を繰り返し行っている状態

意識しながらスタートし
無意識でこなせる自分になれるまで継続させることで習慣化が叶います。

その過程でホメオスタシスが「変化」を感じ変わることを阻止してくるのであれば

「変化し続ける」を現状にすればいいのです。

コツは、うまくいかない時に「ホメオスタシスが来たな」と客観的に見ることです。

達成できないのは、あなたの意思が弱いからではありません。

あなたがダメな人間だからでもありません。

ホメオスタシスが強烈に、あなたへ現状維持を促しているからなのです。

それを客観的に感じ、何かスムーズにいかないときは

「また来たな」とホメオスタシスの参上を認識すればいいのです。

そして、「引き戻しに来たな」と楽しみながら変化を続けてください。

RPGゲームの敵のように、ホメオスタシスは突然出てきます。ホメオスタシスを倒すには負けずに挑む行動が必要です。その行動を起こすのは楽ではないです。ですが、それは弱い自分が諦めようとしているのではなくて、自分を変わらせない何者かが邪魔をしに来ている、そう考えてください。きっと挑み方が変わるはずです。

まずはひとつ、この考え方で変化してみましょう。

そして変化できたらすぐに次の変化をしてみましょう。

それを何度も何度も繰り返すことで、変化することが現状維持だとホメオスタシスに認識させることができます。

理想の未来へワープできる自分に

目標達成が叶う自分というのは、

出来ないことが出来るようになり続ける自分でもあると思います。

チャレンジすることに対して高いハードルを感じていては取り組むことが難しくなります。

実際、何かを叶えることは楽ではないです。

全てが楽しんで取り組めるものではありません。

ですがまずは、ひとつでも達成して出来るようになったことに気づき快感を味わうこと、
それが些細なことだったとしても、当たり前に思わず、自分が変化して出来るようになっていることを理解することが大切です。

その発見をしていくことが、「私はチャレンジできる」となり、行動を起こし、目標に向かえる自分になります。

その中で、是非ホメオスタシスの存在を楽しんでください。

自分の現状が変化しようとしているサインをホメオスタシスは出してくれます。

ホメオスタシスが働くということは、自分は変わろうとしているとみなされている証拠なんです。

ホメオスタシスが私を戻そうとしている、自分は変ろうとしている時なんだと感じてください。

冷静に自分を見ながら達成に向かい続けることで

ホメオスタシスが未来の理想の自分へ連れて行ってくれる仲間になるはずです。

気づいたら理想の場所にいた、そんな自分になれます。

皆さんの目標達成が現状になることを願っています。

一緒にワープしていきましょう。

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