こんにちは!神 沙江子です。
皆さんは、ビジネスに成功し富を築く方法が、実は能力ではなく教育だということをご存じでしたか?
新たなテクニックを習得することでも、ノウハウを磨くことでもなく、教育を受けることで
幸せなお金持ちになることができる。
そんな成功者の教育とは?
結論から言うとそれは、「ユダヤ人の教育」です。
スターバックス、フェイスブック、グーグル、マクドナルドなど、誰もが知っている世界的企業を世に輩出した世界に0.2%の人口しかいないユダヤ人。
では、どのようなやり方でそのような功績を築いてきたのでしょう。
今日はその「ユダヤの成功法則」についてお話ししていこうと思います。
なぜユダヤ人は大富豪になれたのか
ソフトバンクの孫正義さんが憧れた日本マクドナルドの創業者である藤田田さんは、ユダヤの教えを生かし日本中にマクドナルドを広めました。
ユダヤ人は世界人口わずか0.02%にして全世界の総資産の40%以上を保有していると言われています。
全てのユダヤ人が巨額の富を得ているわけではありませんし貧困に位置するユダヤ人ももちろんいます。ですが、圧倒的なお金持ちが多いことも確かです。
ユダヤ人は世界の他の民族と比べて、天才的な才能の血を持ち合わせているのでしょうか。
この答えは、NOです。
成功の秘訣は、「教育」。
ユダヤ人は、5歳で1500ページ(国語辞典1冊分)の「旧約聖書」、
10歳で1万2000ページ(国語辞典8冊分)の「タルムード(ユダヤの習慣律)を暗記するように推奨されています。
日本人も質の高い教育を幼少期から受けているはず。
一体何が違うのでしょう。
ユダヤ人はこれまで、「原理原則」というものを重視し、
「いつ、どこで、誰がやっても、同じ結果が出ること」を多方面のジャンルから見出し、
子から孫、その先の世代まで継承してきました。
生まれた時から、家庭でさまざまな原理原則の教えを受ける教育。
その歴史は4000年以上と言われています。
言い換えると、成功の源である原理原則が、この4000年以上の歴史で数えきれないほど実証されているのです。
難しいテクニックはない。成功者は教育から生まれる
ユダヤの子供達は、幼少期から「愛」や「人生が終わった時」についての考え方を教わります。
そして、毎日の学校が終わり帰宅後は、「アフタースクール」という家庭内教育が始まります。
1人の子供に対して1人の教育係がつき、学校で学んだことを発表したり、
教育係が作成したミッションに挑んだりと、実践的な方法で学び教育を受けます。
成人は13歳。ユダヤ人は成人を迎えたその時から「自分で稼ぐ」ことを行います。
人間関係やお金に関してなど、これまで学んだ教えに沿って実際に考えながら行動し、社会に出るまでの間でたくさんの学びの経験を習得しています。
「実践的な教育」が、成功者を続々と世に輩出することができる理由だったのですね。
では幼少期にその教育を受けてこなかった私達は、もう手遅れなのでしょうか。
そうではありません。
ユダヤ教育を受けていない人であっても、これから学べば、実践することができます。
学ぶのに遅すぎることはありません。
ユダヤの教えは、「いつ、どこで、誰がやっても、同じ結果が出る」原理原則だからということ。
そして、「ユダヤ人」の定義は「ユダヤ人の血を受け継いでいる人」だけでなく、「ユダヤ教を信仰している人」そして、「ユダヤ人の家庭に入った人」という全部で3つの定義があるということ。
これからいくらでも理想の自分にワープすることはできるのです。
ビジネスで成功をつかむ原理原則
教育、コミュニケーション、投資、夫婦恋人関係、ありとあらゆる教えが、「タルムード」という物語の形につくられています。
ユダヤ人は物語を通して成功哲学を家庭内で子供に教育します。
この教えは、ノウハウではなく、幸せに生きていくための知恵です。
ひとつの代表的なお話しを解説します。
おはなし 「魔法のザクロ」
あるところに仲良しの三兄弟が住んでいた。
3人は旅立ち、10年後に、それぞれが見つけた最も不思議な物を持って会おうと約束
した。
一番上の兄は、世界の隅々まで見える不思議なガラスのコップを買った。
二番目の兄は、空飛ぶ絨毯こそ世界で最も不思議なものだと思い退勤をはたいてその
絨毯を買った。
一番下の弟は、一本の不思議なザクロの木に遭遇し、咲いていた花の一つが急にまっ
かな熟れたザクロの実に変わり消えていく体験をした。木は消えてザクロの実だけが
手の中に残り、それを不思議なものと確信し持って帰った。
それぞれが見せ合う中、ガラスのコップに、ある国のお姫様が重病でベッドに寝てい
る姿が映り、王様が「誰か治してくれるものはいないか」と嘆いている。三兄弟は、
魔法の絨毯でお姫様の所へ向かい、ザクロの実を半分差し出した。お姫様は元気にな
り、王様は3兄弟の誰でも姫と結婚してよいと伝えた。すると姫が質問を始めた。
「あなたが私を発見してくださったその望遠鏡のようなコップは今でも元のままです
か?」
―長男「はい、全く元のままです。」
「あなたがいち早く駆けつけてくれたその絨毯は、今でも空を飛べますか?」
―次男「はい、空を飛べます。」
「あなたが食べさせてくれた病気が治るザクロの実は以前と違いますか?」
―三男「はい、お姫様に半分差し上げましたので今は半分しかありません。」
「私は、この一番下の弟と結婚します。彼は私のために大切なザクロを半分失ったの
ですから。」
この物語は、「ノーペイン・ノーゲイン」
「自己犠牲なくして成功は得られない」という金銭哲学を超えた人生の成功哲学を教えています。
捨てる時期も重要だ。捨てる痛みが先なのである。まず大切なものを捨てよ。
ゲインが見えてきたら捨てよう、ではダメなのだ。大切なものを失わなければ何も得られない。
実際に私自身、このユダヤの教えを知り、この1年の決意を固めました。
それは、「成功のために、家族との時間を捨てる」ということです。
これまでは「仕事と家庭の両立」という、いいとこ取りをしたい自分がいました。
そしてこの考えと出会い、大切なものを捨てる決意し、実際に以前より家族に負担をかける日々を送っています。
ですが、私はたくさんの出会いをし、たくさんの学びを受けました。
成功のためにと色んな機会に躊躇なく飛び込むことが出来るようになりました。
自分がコンフォートゾーンから抜け出す場面に何度か出くわすことができました。
まだまだこれからですが、必ず結果を出すと決めています。
そして、今の時間は返ってきませんが、後で必ず取り返すと決めています。
これをもし家族が見たらと想像すると心が痛みますが、「まず失わなければ何も得られない」という原理原則を踏まえると、「一緒に遊ぶ時間を確保しながら」という考えでは成功出来ないというのが4000年の歴史で生まれた答えだと考えます。
日本ではユダヤ人から教育を習得している人が少ない
私の場合は、このユダヤの教えをインターネットと本で知りました。
当時調べた限りでは、出版されている本と、Youtubeにいくつかあり、
「ユダヤ人の教え」というものをたくさんの学ぶことができるコンテンツというのはそんなに多くはありませんでした。
ですが、成功法則があるなら、学んでみたいという期待。
そんな私が最初に情報を得た「ユダヤの教え」の本とコンテンツを共有したいと思います。
本
「ユダヤの商法」藤田田さん
「自分で稼げる才能を育てる!ユダヤ大富豪に伝わる最高の家庭教育」雨堤太郎さん
「ユダヤ人大富豪の教え」本田健さん
「ユダヤ人の成功哲学『タルムード』金言集」石角完爾さん
Youtube
ユダヤの伝道師 ゆだしんさん
そして、あの「りらくる」の創業者、竹ノ内社長もユダヤの教えを講師として伝える活動をされている方のひとりです。
生活にユダヤの原則を取り入れたらどうなるか
自分の仕事や生活にそのまま意識して取り入れられる「ユダヤの格言」をいくつかお伝えします。
「目に見える財産は最も簡単に奪われてしまう。しかし頭の中にある知恵だけは誰にも奪われることはない」
「人間は塵(ちり)から生まれてきた。生まれてから得たものに執着するな。いずれは塵に戻っていくのだから」
「出会った人全てから、何かを学べる人が最も賢い」
「一本のろうそくで多くのろうそくの火をともしても最初のろうそくの光は弱まらない」
「目が見えないより心が見えない方が恐ろしい」
「良いことの次には必ず悪いことが起きる、抜け出せるのは準備した人だけ」
「真の対立とはお互いに優れたものが競い合ってそしてお互いに切磋琢磨することであり、これは社会の進歩にとって決して欠くことが出来ないファクターである」
「もし生活が苦しくて物を売らなければならないとしたら、まず金、宝石、家、土地を売りなさい。最後まで売ってはいけないのは本である」
これはたくさんある教えの中の一部に過ぎませんが、日常のさまざまな場面や、悩んだ時など、格言のひとつが判断材料になり前に進むことができるかもしれません。
私自身、教わった格言は日常生活内で参考になる場面がありました。
皆さんも気になる格言があったら是非取り入れてみてください!
お金は消えても学びは消えることはない
ユダヤ人の教えは、迫害の歴史を物語っています。
いつの時代も絶えず迫害を受けてきたユダヤ人は、その歴史の中で、命を狙われる危険と共に生きてきました。「命が消えて無くなるかもしれない、お金も同じだ。ならば知恵を残そう。」こうして財産よりも知恵などの頭脳への投資(教育)を重視してきたことによって数千年にわたり圧倒的な結果を出し、時代を超えて語り継がれる優秀な人物を輩出し続けてきたのです。
ビジネスの世界では有名なドラッカーやカーネギー、「7つの習慣」の著者であるスティーブン・R・コビー。「相対性理論」のアインシュタインや、「ジュラシックパーク」のスピルバーグ監督もユダヤ人です。
皆さんも世界中に幸せを提供する成功者に近づくことができるかもしれません。
良いと思う部分を是非取り入れて、ご自身の成功のヒントに活用してみてください。
最後までお読みいただきありがとうございました!