こんにちは!神 沙江子です。
今日は、「集客力」に繋がる考え方、
ビジネスだけでなくあらゆる人間関係においての絶対条件「Giveの法則」についてお話ししたいと思います。
みなさんは、知り合いからお誘いを受けた時、「行こう!」と思える誘いはどんな場所ですか?
自分がお誘いをしたい時、どんな内容なら皆来てくれるのか、気になりますよね。
実はこれ、
どんな「場所」「内容」はあまり重要でないんです。
結論から言うと、
普段どれだけ相手に与えられる自分でいたかどうかでお誘いの返事に大きく影響があります。
今日はそんな、相手にとって有益な自分になるための「Giveの法則」についてお話ししたいと思います。
上手な誘い方はあるのか
私が実際に経営しているお店を例に出してお話ししてみます。
月に数回イベントやフェアなどの企画があり、内容に合わせてお客様をお誘いすることがよくあります。
DMを送ったり、店内で呼びかけたりなど、開催する側はお客様にとって満足いただける企画になっているはずと自信を持ってお誘いするのですが、
実際、売り場ではこんな悩みがあります。
「まだお客様と信頼関係を築けていないので誘うのが難しい」
「しつこいと思われないか不安」
「良いイベントだと思っているがなかなか伝わらない」
クリアランスセールなど、「今だから安くなる」ような案内であれば、
多くの方に「お得」という印象を持たれ喜ばれたりもします。
ですが、値下がりするわけでもない、内容は行ってみないと分からないなど
一見、本当に自分にとって必要かどうかが分からない場合、
お客様はスタッフが伝えてくる「参加(または購入)メリット」が魅力的に映らない時があります。
なぜ難しいのでしょうか。
それは、お客様(またはお誘いをする相手)が「以前この人から与えてもらった」という「実感」を自分に対して感じてくれていないからです。
誘いを断られない人って?
エネルギーの循環が大切というお話しを以前書きました。(エネルギーの記事)
稼げる自分になるためには、キレイで大きなエネルギーを生み循環をさせることが大切です。
そのエネルギーの循環をする際に、必要となってくるのは「見返りを求めず与える」という考え方です。
何かをする度に、「相手が喜んでくれたらそれでOK」という考え方、これが出来るようになると、長期的に成果が出ます。
つまり、「見返りを求めない無償奉仕」です。
「無償奉仕」とはタダ働きのことではありません。
あなたの大きなエネルギーが生み出すGiveの精神は、等価交換により、その後お金や情報、人脈を生み出します。
あなたは称賛あふれる人材になることができるのです。
人がやってあげたくなる心理とは
まずは想像してみてください。
あなたがAさんに30万円を支払い、仕事をお願いしたとします。
そしてAさんはあなたに100万円の価値のある仕事をしてくれたとします。
この時あなたが感じた価値は差額の70万円ということになります。
この70万円分の価値は、あなたの心を動かし、Aさんへ何か恩返しを考えます。
例えば、誰かを紹介したり、情報を提供したり、何かやってあげたいという気持ちになるはずです。すぐに返さなくても、満足した感謝の気持ちを忘れずに後で何かの時に思い出すことがあると思います。
これが、「見返りを求めないGiveの法則」です。
「見返りを求めない」が重要になるので、この場合のAさんは「これだけの仕事をしたんだから何か返してくれ」と求めてはいけません。なぜか、
想像してください。100万円分の仕事をしてもらったと感じた時に「差額70万円分やってあげたんだから何か返してね」というAさんの下心を感じた時のあなたの気持ちを。
下心を出してしまう人は、ビジネスではうまくいきません。
どこまでも相手の為に与える「Give&Give」が重要なのです。
毎日、喜ばれる自分になろう
今日から是非、Giveをしまくるという習慣づけ、価値の先出しを意識してやってみてください。
大切なのは、見返りを求めないこと。
たとえ何か返してもらえなくとも、あなたにはきちんと信用と信頼が生まれます。
使ったエネルギーは無駄にはなりません。
いただく対価の最低でも5倍の価値で返してあげようという心を持ち、日々お客様や周りの相手と接してみてください。
「1日3名の本気のGive」で1年間1095人の人に与え続けたあなたは、絶大なる信頼を勝ち取り、そんなあなたが誘うお誘いも相手は信頼して来てくれるようになります。
Giveをする仕組みを考えるのもひとつです。役に立つコラムや、配信などはどうでしょうか。
相手の理想に耳を傾けて、今日から是非「give&give」意識してみてください。
最後までお読みいただきありがとうございました!